『真田丸』感想｜『犬伏の別れ』は新説？

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真田丸の『犬伏の別れ』

「真田丸」では犬伏で三成が挙兵したことを
書状で知ります。

これは史実でも同じです。

真田丸では、真田家の生き残りのために、
親兄弟が別れるという説をとって
ドラマを描いていきます。

婚姻関係が主要因だったとする説も
ありますが、理屈としては分かりやすいですね。

ドラマで印象できなのは、
ドラマの中ではどちらかと言うと
あまり意思をハッキリ見せない信之が、
「儂は決めた！」と言って、
東軍につくことを言い出すシーンです。

あのシーンはカッコ良かったですね。

我らは決して、敵味方に別れるのではない！

豊臣が勝った時は、お前はあらゆる手を使って俺を助けよ！

そしてもし、徳川が勝ったならば俺はどんな手を使ってでも、
お前と父上を助けてみせる！！

これは、我ら親子三人がいつの日かまた、
膝を突き合わせて語り合う日のための策じゃ！！！

また、父　昌幸に向かって、こうも言いますね！

たとえ、徳川と豊臣に分かれても、常に真田は一つでございます！

これをきいて、昌幸も、
「・・・良き策じゃ・・・。」
と、つぶやきます。

イイですね～。
泣けますね。

ここまで、信繁のほうが目立っていたので、
なおさら印象的でした。

信之の決断によって『犬伏の別れ』が 成立した
というのは、新しいですね。

そんな記録は残っていませんが、
面白いと思います。

そのそも、信之は江戸時代を通して
真田家を盛り立て、途中で養子が入り、
信之の系統が絶えますが、明治維新後まで
その家を存続させた凄い人でもあります。

また、明治になって真田家伝来の家康拝領の
短刀が入っていると思われていた長持に、
三成からの書状など真田家にとって不利になる
危険な機密書類が納められていた事実が
判明したりと、反骨精神盛んな人でも
ありました。


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上田城、真田丸に再登場

それから、小ネタ・・・と言いますか、
このブログの大ネタなのですが、
上田城がちらっと出てくるシーンで、
上田城ファン待望の（？）
『天守』が出ていましたね！

記録にも天守の存在が
ハッキリと残っているものはありません。

現存する上田城跡公園には、
残念ながら天守はありません。

ですので、それを知らずに上田城に
行った人は、大変がっかりするようです。

でも、ドラマにはちゃんと、
立派な天守がありましたね！！
一瞬白漆喰かと思いましたが、
小型版豊臣大坂城みたいです。

個人的には、天守をもっと
大写しにして欲しかったのですが、
本当にちょこっと出てきただけでした。

もっと見たかったです！！！

次回、真田丸は『第二次上田合戦』

次回の真田丸は第二次上田合戦ですね。

信繁が守る砥石城の攻略や、
小松姫の武勇伝が
次回予告に出ていますね。

小松姫の出で立ちから、
最も過激な説が採用されていると
期待できます。

次回も、男勝りな小松姫が
描かれるのではないかと
大変楽しみです。

第二次上田合戦が、真田丸でどのように
描かれるのかもとても楽しみです。

待ちきれません！！


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